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ナンバープレート

3ナンバーと5ナンバーの違いとは?サイズ・排気量・税金を徹底比較

3ナンバーと5ナンバーの違いは「車のサイズと排気量」です。全長4.7m・全幅1.7m・全高2.0m・排気量2,000cc(ガソリン車)を1つでも超えると3ナンバー(普通乗用車)、すべて収まると5ナンバー(小型乗用車)になります。 よく言われる「3ナンバーは税金が高い」は半分誤解で、税額を決めるのはナンバーの区分ではなく排気量と車両重量です。

違いが一目で分かる比較表

項目 5ナンバー(小型乗用車) 3ナンバー(普通乗用車)
分類番号 500〜599 300〜399
全長 4.7m以下 4.7m超
全幅 1.7m以下 1.7m超
全高 2.0m以下 2.0m超
排気量(ガソリン車) 2,000cc以下 2,000cc超
条件の考え方 4条件をすべて満たす 1つでも超えれば該当
車種の例 ヤリス、フィット、スイフト プリウス、カローラ(現行)、アルファード

※ディーゼル車は排気量の制限がなく、サイズのみで判定されます。

区分の正体は道路運送車両法の「小型自動車」枠

3ナンバー・5ナンバーという呼び方は、ナンバープレートの地名の右にある分類番号(3桁)の先頭の数字から来ています。 道路運送車両法で「小型自動車」の枠(全長4.7m以下・全幅1.7m以下・全高2.0m以下・ガソリン車は排気量2,000cc以下)が定められており、 この枠にすべて収まる乗用車が5ナンバー(分類番号500番台)、1つでも超える乗用車が3ナンバー(300番台)として登録されます。 つまり「高級車だから3ナンバー」なのではなく、単純に物理的な大きさとエンジン排気量で機械的に決まる区分です。

「3ナンバーは税金が高い」は半分誤解

自動車税(種別割)を決めるのはナンバーの区分ではなく排気量です。 例えばプリウスは全幅が1.7mを超えるため3ナンバーですが、排気量は1.8Lなので自動車税は5ナンバーの1.8L車とまったく同じです。 「3ナンバー=税金が高い」というイメージは、かつて(1989年の税制改正前)3ナンバー車に高い税率が課されていた時代の名残です。

自動車税(種別割)は排気量で決まる(2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車)

排気量 年税額 なりうる区分
1,000cc以下 25,000円 5ナンバー/3ナンバー
1,000cc超〜1,500cc以下 30,500円 5ナンバー/3ナンバー
1,500cc超〜2,000cc以下 36,000円 5ナンバー/3ナンバー
2,000cc超〜2,500cc以下 43,500円 3ナンバーのみ
2,500cc超〜3,000cc以下 50,000円 3ナンバーのみ

ガソリン車の場合、2,000cc超は必ず3ナンバーになるため「大排気量の3ナンバー車は税金が高い」こと自体は事実です。 ただしそれは排気量が大きいからであって、3ナンバーだからではありません。重量税も同様に、区分ではなく車両重量で決まります。

維持費で本当に差が出るポイント

  • 機械式駐車場: 都市部の機械式駐車場は全幅1.8m前後を上限とする設備が多く、幅広の3ナンバー車は入庫できない場合があります。5ナンバーサイズ(幅1.7m以下)ならほぼ確実に入ります。
  • タイヤ・消耗品: 車体が大きい車はタイヤサイズも大きくなりがちで、交換費用が高くなる傾向があります(これも区分ではなく車体の問題です)。
  • 任意保険: 3/5ナンバーの区分では決まりません。車種(型式)ごとの料率クラスで決まるため、3ナンバー化しても保険料が自動的に上がるわけではありません。
  • 高速道路料金: 3ナンバーも5ナンバーも同じ「普通車」区分です。料金に差はありません。

最近5ナンバーの車が減っているのはなぜ?

衝突安全基準への対応や海外市場との車体共通化のため、フルモデルチェンジのたびに全幅が拡大し、 1.7mの壁を超えて3ナンバー化する車種が増えています。カローラやノア・ヴォクシーなど、 かつて5ナンバーの代表だった車種も現行モデルでは3ナンバーです。 前述のとおり排気量が同じなら税金は変わらないため、実用上の主な注意点は駐車場などのサイズ制約です。

よくある質問

Q. 3ナンバーは5ナンバーより税金が高いですか?

A. ナンバーの区分そのものでは税額は決まりません。自動車税(種別割)は排気量、重量税は車両重量で決まるため、排気量2,000cc以下の3ナンバー車(サイズ超過のみで3ナンバーになった車)の自動車税は同排気量の5ナンバー車と同額です。

Q. 5ナンバーの車が3ナンバーになるのはどんなときですか?

A. 全長4.7m・全幅1.7m・全高2.0m・ガソリン車の排気量2,000ccのいずれか1つでも超えると3ナンバー(普通乗用車)になります。フルモデルチェンジで全幅が1.7mを超えて3ナンバー化するケースが典型です。

Q. 3ナンバーになると維持費で実際に変わるのは何ですか?

A. 排気量が同じなら税金は変わりません。実際に差が出やすいのは、機械式駐車場のサイズ制限(全幅1.8m前後が上限の設備が多い)、タイヤ・パーツのサイズによる消耗品代です。任意保険は3/5ナンバーの区分ではなく車種ごとの料率クラスで決まり、高速道路料金も同じ「普通車」区分です。

Q. ナンバープレートの「3」か「5」かは自分で選べますか?

A. 選べません。車両のサイズと排気量によって道路運送車両法上の区分(普通乗用車=3ナンバー、小型乗用車=5ナンバー)が自動的に決まります。希望ナンバー制度で選べるのは4桁の一連指定番号のみです。

参考資料・出典

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